ゲーミングモニターには様々な種類が存在します。その中の1つとして、本記事では「ゲーミングモバイルモニター」について詳しく解説します。
また、ゲーミングモバイルモニターを使うメリットやゲーミングモバイルモニターの選び方を解説します。
ゲーミングモバイルモニターについて

はじめに、ゲーミングモバイルモニターの概要を解説します。結論として、「ゲーミングモバイルモニター」とは、持ち運びが可能な液晶モニターのことです。
ゲーミングモバイルモニターとは?
モバイルディスプレイとは、持ち運びが可能な液晶モニターのことで、「モバイルモニター」とも呼ばれています。ノートパソコンやゲーム機などと接続し、外出先でも大画面で迫力のある動画やゲームを楽しめるといった特徴があります。
ゲーミングモニターとは
基本的に、ゲーミングモニターは通常のモニターと比較して、「表示遅延の少なさ」「動きの滑らかさ」などが備わっています。そのため、パソコンの一般的な利用法である「文書作成」「写真編集」など、画面内で激しく動き回ることはありません。
しかし、ゲームの場合はジャンルによって異なるものの、キャラクターや背景など、画面内で常に激しい動きが発生している場合もあります。そのため、ゲーミングモニターは激しい動きを残像なく滑らかに表示できるといった特徴があります。
加えて、スポーツ・シューティング・アクションなどの動きが激しいゲームでは、快適に行えるため、通常のパソコンと比較した場合は、有利にゲームを進められるでしょう。そのため、記録を狙いたい方や、他人より有利に戦いたい方にとって、ゲーミングモニターは欠かせないデバイスと言えます。
「表示遅延」が生じてしまう原因は、モニターに映し出される映像が入力された信号よりもわずかに遅れて表示されてしまうためです。そのため、表示遅延が発生した場合はシューティングゲーム中に弾の動きが遅れて見えるため、避けたはずの弾に当たってしまいます。
また、キャラクターや背景の動きなど、一般的なモニターの場合は滑らかに再現できないこといったデメリットも存在します。つまり、コマ送りのように表示されてしまうといった解釈です。
一方で、ゲーミングモニターの場合はヌルヌルと表現されるため、連続的に滑らかな動きを表示するといった特徴があります。そのため、標的に狙いを付けたり細い隙間をギリギリ抜けたりするなど、精密な操作が可能です。
ゲーミングモバイルモニターの特徴
なお、モバイルモニターは10〜17型程度のサイズであるため、据え置き用の固定スタンドを持たないモニターです。加えて、コンパクトなうえに軽量であるため、持ち運びに優れているといった特徴があります。
基本的に、モバイルモニターは、映像伝送に対応するUSB Type-Cポートを搭載しています。そのため、ノートPCなど同機能のポートを備えるデバイスを所有している方は、USB Type-Cケーブル1本を接続することによって使用可能です。
また、最大の特徴としてモバイルモニターは、持ち運びが非常に容易なことです。必要な際に取り出して使用したり、ノートPCやタブレットとともに部屋を移動したり、利便性が高いといった特徴があります。家族の間でも使い回すといったことも可能です。
なお、バッテリを内蔵した製品も存在しており、屋外での使用ができるため、スマホで撮影した写真をその場で確認や編集するといったメリットがあります。
タブレットとの違い
モバイルモニターとタブレットの最大の違いは、OSを搭載していることです。
タブレットには、iOSやAndroidと呼ばれるOSが入っており、アプリを使用してゲームを遊べます。反対に、モバイルモニターの場合は、あくまでモニターとしての役割しか搭載していません。そのため、アプリを使用したり単体でブラウザを使用したりすることは不可能です。
なお、モバイルモニターの場合は、PS4やswitch、手持ちのスマートフォンやタブレットなどを接続することによって大画面で遊べます。
タブレットとモバイルモニターの見た目は似ていても、使用方法がまったく異なります。そのため、使用用途をしっかり把握したうえで、どちらを購入するのか判断しましょう。
ゲーミングモバイルモニターの価格帯
次に、安いゲーミングモニターは、10,000円以下も存在します。反対に、4K対応のゲーミングモニターは、30,000円を超える場合もあります。
基本的には、20,000円前後のモバイルモニターが多く存在しているため、予算はその辺りを見ておくと良いでしょう。
下記にて安いモバイルモニターが適している方と高いモバイルモニターが適している方の特徴をまとめます。
- 低価格で導入したい
- 最低限の機能で良い
- サブモニターとして使えるものが欲しい
- ときどき動画やゲームをプレイする
- PS4やSwitchを頻繁に遊ぶ
- 大画面で作業をしたい
- 高画質ディスプレイが欲しい
- 複数の作業を同時に行いたい
これらを踏まえると、画質や音質にこだわりがない方は、低価格のモニターでも問題はないでしょう。
ゲーミングモバイルモニターを使うメリット

ここでは、ゲーミングモバイルモニターを使うメリットを解説します。結論として、下記のようなメリットがあります。
- 持ち運びできる
- スペースを取らない
それぞれ順番に見ていきましょう。
持ち運びできる
はじめに、ゲーミングモバイルモニターは持ち運びができるといった特徴があります。
持ち運び用なら13.3インチ
結論として、持ち運びたい方は画面サイズ13.3インチがおすすめです。なぜなら、モバイルモニターとノートPCを持ち歩く際には13.3インチ以上の場合、重たくなってしまうためです。
加えて、カフェなどにも持ち運び可能であるため、リモートワークといった作業も行えます。なお、自分のカバンに入らない場合もあるため、事前にカバンに入るサイズか確認しておきましょう。
据え置き用なら15.6インチ以上
一方で、外出先には持ち出さずに自宅で据え置きで利用が多い場合は、15.6インチ以上のモニターがおすすめです。
大型サイズの場合は、文字も大きくなるため視認性が高まるといった特徴があります。また、ゲームをプレイしたり動画を見たりするうえでは臨場感が増すといったメリットも存在します。
モバイル性を重視しない場合や、自宅で主に使う場合は大型モデルも視野に入れて選ぶようにしましょう。
スペースを取らない
次に、スペースを取らないといったメリットが存在します。
在宅ワークの際には、自宅の作業スペースが狭い場合でも、コンパクトなモバイルモニターなら置ける場合が多いです。そのため、Web会議にモバイルモニターを使う方法がおすすめです。
また、サイズも小さいため、モニターを使用しない場合であっても置く場所に困らないといった特徴があります。
大画面でゲームを行う際は、本来はテレビに接続しなければいけません。しかし、モバイルモニターを使用した場合はテレビに接続しなくてもゲームを行えます。
また、コンパクトなモバイルモニターでは、ゲームと一緒にセットで片付けられるといったメリットもあるため、非常に使い勝手が良いと言えるでしょう。
ゲーミングモバイルモニターの選び方

ここでは、ゲーミングモバイルモニターの選び方を解説します。結論として、下記のような選び方です。
- サイズと重量
- 解像度
- リフレッシュレート
- 入力端子の種類
- タッチパネルかどうか
それぞれ順番に解説します。
サイズと重量
1つ目の選び方は「サイズと重量」です。
一般的に、モバイルディスプレイの画面サイズは、13.3インチ〜17インチです。13.3インチのモデルはA4サイズとほぼ同等であるため、ノートや書類を入れているカバンであれば問題なく収納可能です。重量も600g前後の商品が多いため、持ち運びを前提としている人に最適なサイズと言えるでしょう。
また、15.6インチのモデルの場合はB4サイズよりやや大きいサイズであるため、ディスプレイカバーなどを含めると1kg前後の商品が多い傾向にあります。持ち運びの際はやや不便になる一方で、画面が大きいため視認性が高くなるといったメリットが存在します。そのため、細かい文字が見やすく、据え置きで使う方に最適と言えるサイズです。
なお、昨今では14インチのモバイルモニターが販売されています。15.6インチモバイルモニターと比較した場合は、サイズが一回り小さく、重量は700〜800g程度です。画面サイズによる視認性の良さと、持ち運びやすさのバランスが良好なモバイルモニターです。
モバイルディスプレイと一緒に、ニンテンドースイッチやノートパソコンなどを持つ場合もあるため、重量が500g前後のモデルを選ぶと持ち運びが楽になります。また、モバイルディスプレイは精密機器であるため、保護ケースの同梱を確認したり、自分が所有しているバッグのサイズも確認したりしておきましょう。
解像度
次に、ゲーミングモバイルモニターを選ぶ際は、「解像度」も重要になります。ゲーミングPCでゲームをプレイするうえでは、重要視されます。
解像度とは、簡潔に言うと画質のことです。PCのディスプレイには、ドット(画素、またはピクセル)と呼ばれる点が縦横に無数に並び、それぞれのドットを点灯させることで画像などの表示を作り上げています。並んでいるドットが少ない(画像が粗い)ディスプレイは解像度が低く、多くのドットが並んでいる(画像が鮮明な)ディスプレイは解像度が高いというイメージとなります。
加えて、画面の縦方向と横方向に並べることができるドットの数が多いほど、画像を緻密に表示できます。3840×2160で構成されており、現在主流になっているフルHDの約4倍ほどの解像度になるため、鮮明に映し出すことができるのが4K解像度の特徴です。
昨今では、解像度が高いモバイルモニターが多く販売されています。価格帯が安いモバイルモニターの場合でも、フルHD(1980×1080)が主流です。価格が高いモバイルモニターの場合は、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)などの高解像度が搭載されています。そのため、ゲームで美しい映像を求めたい方や、画像や動画などを扱うクリエイティブ作業をする方は4K対応のモデルがおすすめです。
4K対応のモニターは、フルHDやWQHDと比較した場合、価格が高い傾向にあります。価格は、20,000円〜90,000円程度と幅広い価格帯で販売されており、15.6インチのモバイルモニターの場合は、 約30,000円程度でスペックの高い4Kモニターを購入できます。
画質にこだわりがない方や、一般的な作業を行う方はフルHD(1980×1080)でも十分に使用可能です。当然ながら、4Kタイプと比較した際は動画を見たりPS4 proを楽しんだりする場合性能が落ちます。そのため、在宅ワークを行う方や仕事用で利用する方は、フルHDの購入をおすすめします。
リフレッシュレート
3つ目の選び方は「リフレッシュレート」です。
リフレッシュレートとは、簡潔に言うと1秒間に画面を書き換えられる回数のことです。パラパラ漫画と同じ原理で、画面の書き換え回数が多い程なめらかな映像になります。単位はHzで表記され、一般的なゲーミングモニターは144Hzを搭載しています。
リフレッシュレートが高ければ高いほど映像は滑らかになり、3D酔いしにくくなるため、快適にゲームの操作が可能です。加えて、リフレッシュレートに比例してプレイヤーの反応速度も上がります。そのため、FPSのような対戦ゲームでは、リフレッシュレートが高い方が有利にゲームを進めることが可能です。
反対に、リフレッシュレートが低い場合は、パラパラ漫画をゆっくりめくるイメージであるため、表示された映像はガクガクした動きになるといった特徴があります。
また、応答速度とは画面の色が切り替わる時にかかる時間のことです。単位はms(ミリ秒=1/1000秒)で表記され、値が小さいほど高性能になります。つまり、色が早く切り替われば残像が少なくなるため、対戦ゲームなどでブレのないなめらかな表示になります。
なお、画面の書き換えはモニターのみならずパソコン本体(グラフィックボード)側でも行っているため、GPUのスペックも重要です。そのため、リフレッシュレートとフレームレートのタイミングが合わない場合は、書き換えが間に合わなかったり表示が崩れたりといった現象が生じます。
fps(フレームレート)は、「frames per second」の略語で、1秒間に出力する画像の枚数を表す単位のことです。フレームレートには、1fps、3fps、24fps、25fps、30fps、50fps、60fps、120fpsなどがあり、60fpsは1秒間に60フレーム(60コマ)で記録されることを表します。
FPSゲームを高フレームレートでプレイしたい方は、144Hz以上がおすすめです。
入力端子の種類
モバイルモニターを選ぶ際は、パソコンやゲーム機、スマートフォンなどに接続したい機器に対応したモデルを選びましょう。
モバイルディスプレイに搭載されている端子の種類は、「HDMI」「mini HDMI」「Type-C」「DisplayPort」などが存在します。ニンテンドースイッチに繋げる場合は、USB Type-Cに対応したモデルがおすすめです。
多くの場合、モバイルモニターはType-Cに対応しています。Type-Cの特徴として、モニター出力をケーブル1本でできるといったメリットがあります。また、MacbookにはUSB-Cポートが搭載されているため、Macと接続する場合にType-Cは非常に便利です。
従来のmacはType-Aで接続されており、転送速度が遅いといったデメリットが存在していたため、映像の遅延が生じてしまいます。しかし、Type-Cに変更したため、転送速度が最大4倍近く速くなりモニターの出力もスムーズに行えます。
次に、Switchをモバイルモニターに接続して遊ぶ場合は、HDMIケーブルとHDMI端子が必要です。一般的なモニターは、HDMI端子が必ず付いているため、Switchで遊びたいという方は、HDMI端子が1つあれば問題なく遊べます。
PS5もSwitchと同様にHDMI接続で遊ぶことが可能です。PS5の本体背面には、HDMI端子が付いているためモバイルモニターと繋げます。また、ワイヤレスで接続できるBluetoothタイプも存在します。しかし、ワイヤレス内蔵モデルは販売数が少ないのが現状です。
補足として、モバイルモニターにはバッテリー内蔵タイプも販売されています。バッテリー内蔵タイプは、外出先でも利用ができることといったメリットがあります。バッテリー非搭載の場合は、給電方法に「USB給電」と「AC電源」の2種類です。反対に、バッテリー搭載型の場合は、USBやAC電源から給電する必要はありません。
また、バッテリー内蔵タイプを選ぶ場合はバッテリーの容量にも注意が必要です。昨今ではバッテリー大容量タイプも多く販売されており、大容量タイプの多くは10000mAhとなっています。最大6時間を維持できるため、外出先で作業を行ったり動画の鑑賞やゲームも楽しめます。
タッチパネルかどうか
最後は、「タッチパネル」に対応しているゲーミングモバイルモニターを選びましょう。モバイルモニターの中には、タッチパネル対応のモデルが存在します。モバイルモニターでタッチパネルを使用するメリットを下記にまとめます。
- タブレット端末よりも価格がお手頃
- スマホとつなげばタブレットの様に使える
- ファイル閲覧時の拡大・スワイプが簡単
モバイルモニターは、タブレットよりもお手頃な価格で購入できます。また、スマートフォンと接続することによって、タブレットの様な使い方も可能です。そのほかに、仕事先のプレゼンを行う場合は、他の方と画面共有ができるため非常に便利と言えます。
タッチパネル式のモバイルモニターは、仕事でプレゼンの機会が多い方や大画面でスマホのゲームで遊びたい方におすすめです。しかし、タッチパネル式のモバイルモニターはタッチパネル非搭載のモデルと比較した場合、価格が高い傾向にあるため、約20,000円〜60,000円程度で購入可能です。
そのため、スマートフォンのゲームを大画面でプレイしたり、ビジネスアプリをマルチウィンドウで操作したりする方は、タッチパネルスクリーン搭載のモバイルディスプレイをおすすめします。
おすすめのゲーミングモバイルモニターを用途別に5つ紹介!

ここでは、おすすめのゲーミングモバイルモニターを用途別に5つご紹介します。結論として、下記のゲーミングモバイルモニターです。
- EVICIV EVC-1506
- Viewturbo モバイルディスプレイ
- ASUS ROG Strix XG17AHPE
- MISEDI 4K 15.6インチ モバイルモニター
- JAPANNEXT JN-MD-IPS1330FHDR
それぞれ順番にご紹介します。
EVICIV EVC-1506
「EVICIV EVC-1506」は、解像度がフルHD(1920 × 1080)を搭載しており、画面サイズは15.6インチのゲーミングモバイルモニターです。
また、価格は23,000円程度で購入でき、入力端子の種類が豊富にあるため、コスパの良いモバイルモニターになります。
「EVICIV EVC-1506」のスペックは下記の通りです。
メーカー | EVICIV |
重さ | 654g |
解像度 | 1920×1080 |
画面サイズ | 15.6インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
特徴として、HDMI端子の大きさが標準HDMIであるため、変換ケーブルが不要といった特徴があります。また、OTGポートにキーボードを接続した際は、Nintendo Switchでキーボードが使用可能です。
本体サイズは、幅357mm、高さ230mm、 厚み11mmになるため、少し厚いといった特徴があります。
Viewturbo モバイルディスプレイ
次に、「Viewturbo モバイルディスプレイ」は、解像度WQHD(2560×1440)を搭載しているゲーミングモバイルモニターです。
価格は39,000円程度で購入でき、WQHD(2560×1440)を搭載しているため、フルHDと比較した場合はくっきりとした映像が表示できます。そのため、写真を拡大して細かな補正を行う場合や、高解像度の映像を楽しむにはフルHDよりもWQHDのディスプレイが向いており、ゲームにのめり込みやすくなるといった特徴があります。
また、複数のウィンドウを小さなサイズで開いた場合でも、文字や画像などが鮮明に表示されるため、マルチタスクを行う方にとっても最適なディスプレイと言えるでしょう。たとえば、ゲームをプレイしながらゲーム実況動画を配信したり、動画配信をしたりする方に適している解像度になります。
「Viewturbo モバイルディスプレイ」のスペックは下記の通りです。
メーカー | Viewturbo |
重さ | 900g |
解像度 | 2560×1440 |
画面サイズ | 15.6インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
パネルはIPSパネルを搭載しているため、ゴージャスな画質を保ちつつ色をありのままに再現できるといった特徴があります。また、強化されたガラスカバー構造を使用しているため、傷が付きにくく耐久性が高いことも魅力的です。
加えて、10ポイントタッチ機能が搭載しており、さまざまなジェスチャー操作をサポートするといった機能が備わっています。本体サイズは、361mm*229mm*6mmとコンパクトサイズになるため、場所を取らず持ち運びに便利と言えるでしょう。
リフレッシュレート144Hzを出力できるため、映像は滑らかになり快適にゲームの操作を行えます。また、FPSのような対戦ゲームでは、リフレッシュレートが高い方が有利にゲームを進めることが可能です。なお、画面はアンチブルーライトデザインであるため、長期間使用しても疲れにくいといった特徴があります。
ASUS ROG Strix XG17AHPE
3つ目のおすすめするゲーミングモバイルモニターは、「ASUS ROG Strix XG17AHPE」です。ASUSの会社が取り扱っているゲーミングモニターになるため、信頼性や安心感も高い傾向にあります。
ASUSは、ACERやBenQと同様に台湾を拠点としてスマートフォンや、ノートパソコン、PCパーツなどの液晶ディスプレイといった製品を取り扱っている企業です。また、日本での販売店サポートは、ASUS JAPAN株式会社が行っています。
ASUS製品は、モニター以外にもマザーボードやPCパーツなどの様々な種類があり、どれもコストパフォーマンスが高い製品です。ユーザーには嬉しい低価格で販売しており、品質が良いものを提供しているため、多くのコアなファンが存在します。
また、GameFas入力技術によってデバイスからの信号遅延を抑える機能も備わっているため、遅延による問題はないと言えるでしょう。加えて、FPSゲームで重要な照準表示やFPSカウンターなど、敵のヘッドラインに目印を付ける照準表示は評判が高いといった声もあります。
「ASUS ROG Strix XG17AHPE」のスペックは下記の通りです。
メーカー | ASUS |
重さ | 1,060g |
解像度 | 1920×1080 |
画面サイズ | 17.3インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
価格は58,000円程度で購入でき、240Hzの高速リフレッシュレートを備えたゲーミングモバイルモニターになります。240Hzの高リフレッシュレートによって応答速度が高速になるため、ブレや残像がなくなりクッキリとした滑らかな表示になります。
また、画面サイズが17.3インチと非常に大きいサイズとなるため、文字や画像などが大きく見れるといったメリットがあります。
MISEDI 4K 15.6インチ モバイルモニター
4つ目のおすすめするゲーミングモバイルモニターは、「MISEDI 4K 15.6インチ モバイルモニター」です。価格は55,000円程度で購入でき、高解像度の4Kを搭載しているゲーミングモバイルモニターになります。
「MISEDI 4K 15.6インチ モバイルモニター」のスペックは下記の通りです。
メーカー | MISEDI |
重さ | 1,009g |
解像度 | 3840×2160 |
画面サイズ | 15.6インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
解像度は4K(3840×2160)を搭載しており、現在主流になっているフルHDの約4倍ほどの解像度になるため、鮮明に映し出すことができるのが4K解像度の特徴です。
4K解像度は、画素数が非常に多いので高画質に映るため、4KゲーミングPCでゲームを行うとグラフィックが鮮明に映ります。加えて画質がキレイになり、ゲームをプレイするうえで画質が向上することは非常に大きなメリットです。 ゲームの画面が繊細に表現され、綺麗な映像を映し出すことで、通常のフルHD1920×1080よりもゲームが鮮やかに見えます。
つまり、文字輪郭の鮮明さ、遠くの鮮明さなどが高く表現されます。グラフィックや画質が向上することにより、さらにゲームにのめり込みやすくなると言えるでしょう。
JAPANNEXT JN-MD-IPS1330FHDR
最後は、「JAPANNEXT JN-MD-IPS1330FHDR」のゲーミングモバイルモニターがおすすめです。価格は20,000円程度で購入でき、携帯性や機能性に優れたゲーミングモバイルモニターになります。
「JAPANNEXT JN-MD-IPS1330FHDR」のスペックは下記の通りです。
メーカー | ジャパンネクスト(Japannext) |
重さ | 460g |
解像度 | 1920×1080 |
画面サイズ | 13.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面サイズは13.3インチであるため、ワーケーションや外出先などへの持ち運びが便利と言えます。加えて、重量は460gであるため普通のモニターと比較した場合は、非常に軽い部類に入る重量です。
また、設置や移動なども楽に行えるため、場所にこだわらずに使用できるといったメリットがあります。
記事のポイントのまとめ
本記事では、ゲーミングモバイルモニターの概要や、使うメリットなどを解説しました。
結論として、外出時に持ち運びをしたい方や、スペースを取りたくない方はゲーミングモバイルモニターを購入しましょう。本記事を参考にして、自分の使用用途とゲーミングモバイルモニターのスペックを合わせて選んでみてください。
なお、下記の記事にておすすめのゲーミングモニターをご紹介しているため、そちらも本記事と併せて参考にしてみてください。