ゲーミングPCが壊れる原因には、様々な種類が存在します。
本記事を読んでいる方の中には、購入したあとに壊れてしまった方や、壊してしまった方も多いのではないでしょうか。当然ながら電子機器であるため、消耗品ではあるものの、使い方に気を付ければ長く使用することが可能です。
本記事では、ゲーミングPCが壊れる原因や壊れにくくするために気を付けなければならないことを解説します。
そもそもゲーミングPCが壊れる原因とは?

そもそもゲーミングPCが壊れる原因には、様々な種類が存在しており、ここでは3つ程度紹介します。結論として、下記のような原因があります。
- 経年劣化・使いすぎ
- ケース内部の埃
- 物理的な衝撃
それぞれ順番に見ていきましょう。
経年劣化・使いすぎ
1つ目の壊れる原因は、経年劣化や使い過ぎによるものです。
理由としては、ゲームをすればするほどPCに負荷が溜まっていくため、避けられようのないことだからです。基本的に、1日あたりの使用時間が長い場合は、ゲーミングPCに搭載している各パーツにも負荷がかかってしまうため、寿命が短くなります。
そのため、使用していない際は電源を切ったり、スリープモードにしたりして負荷をかけ過ぎないようにしましょう。
ケース内部の埃
2つ目の壊れる原因としては、ケース内部のほこりによるものです。
ほこりが溜まってしまうと、空気の循環が悪くなってしまうため、熱暴走が起きてしまいます。そのため、熱暴走による故障が起こってしまうのです。
1か月に1度は、ほこりの掃除を行うことによって、故障を防ぐことができるため、意識するようにしてみましょう。
物理的な衝撃
3つ目の壊れる原因としては、物理的な衝撃によるものです。
ゲーミングPCの落下などによる物理的な衝撃が加わると本体のパーツに多大なるダメージを与えてしまう恐れがあります。基本的に、電子機器は衝撃に弱いといった特徴があるため、壊れやすいのです。
そのため、使用する際や取り扱う際には、十分に気を付けて使用するようにしましょう。
ゲーミングPCが壊れた場合の対処法

ここまで、ゲーミングPCが壊れる原因を詳しく解説しました。
ところで、本記事を読んでいる方の中には、ゲーミングPCが壊れる原因は理解したものの、壊れた場合の対処法が分からない方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、ゲーミングPCが壊れた場合の対処法を解説します。結論として、下記のような方法です。
- 購入元に連絡
- セルフ修理
- 新しく買い換える
それぞれ順番に解説します。
購入元に連絡
ゲーミングPCの壊れた際の対処法は、購入した店に連絡を入れましょう。
理由としては、ゲーミングPCの故障原因を自分の目で判断することは難しいため、パソコン専門ショップに持っていくことが一番早いからです。
また、初期不良が出た場合でも、多くのBTOメーカーは1週間から1か月ほどは保証期間が設けられるため、急いで連絡することをおすすめします。
セルフ修理
2つ目の対処法は、セルフ修理を行いましょう。
理由としては、壊れたパーツを特定できれば、新しいパーツと交換するのみで済むため、手間がかからなかったりコストがかからなかったりします。
しかし、壊れた部分を特定するのが難しいため、しっかり把握できない場合は無駄なパーツ交換になってしまいます。そのため、セルフ修理を行う場合は注意が必要です。
新しく買い換える
最後の対処法は、ゲーミングPCを新しく買い換える方法です。
基本的に、ゲーミングPCの寿命は長くて5年と言われているため、5年ごとに交換するのも良いでしょう。しかし、ゲーミングPCの価格は決して安くないため、故障させないような使い方を行いましょう。
壊れにくいゲーミングPCの選び方

ここまで、ゲーミングPCが壊れる原因や対処法などを解説しました。
ところで、ゲーミングPCを購入する前に、選び方によって壊れにくいPCを選ぶことができます。
そこでここからは、壊れにくいゲーミングPCの選び方を詳しく解説します。結論として、下記のような選び方です。
- ノートPCよりデスクトップ
- できるだけハイスペックなPC
- 冷却機能はしっかり見ておく
それぞれ順番に見ていきましょう。
ノートPCよりデスクトップ
壊れにくいゲーミングPCの選び方は、ノートPCよりもデスクトップPCを選びましょう。なぜなら、デスクトップPCは冷却性能に優れているといった特徴があるため、ノートPCよりも熱対策に強いからです。
また、ノートPCは持ち運びする場合が多いため、物理的な衝撃も加わりやすいといったデメリットがあります。反対に、デスクトップPCは固定位置に置いておく場合が多いため、落下するなどはありません。
そのため、壊れにくいゲーミングPCを選ぶ際にはデスクトップPCを購入しましょう。
できるだけハイスペックなPC
次は、できるだけ高性能なゲーミングPCを選ぶことをおすすめします。理由としては、スペック不足による寿命が短くなるからです。
また、ハイエンドモデルの方が、寿命が長い傾向にあるため、ゲーミングPCを購入する際にはスペックの高いPCを選びましょう。
冷却機能はしっかり見ておく
最後に、壊れにくいゲーミングPCを選ぶ際には冷却機能を見る必要があります。熱対策はスペックに比べて軽視されがちであるものの、対策を怠ってしまうと故障の原因につながるため注意が必要です。
また、デスクトップPCはノートPCよりも冷却機能が高いといった特徴があるため、熱対策に強い方を選びたい方は、デスクトップPCを購入しましょう。
なお、下記の記事にて、他の観点におけるゲーミングPCの選び方について解説しています。
ゲーミングPCを壊れにくくするためにできること

ここまで、壊れにくいゲーミングPCの選び方を解説しました。
ここからは、ゲーミングPCを壊れにくくするためにできることを解説します。結論として、下記のような方法です。
- ケース内部を定期的に掃除する
- 熱対策を行う
- 無理な使い方をしない
それぞれ順番に解説します。
ケース内部を定期的に掃除する
ゲーミングPCを壊れにくくするためには、ケース内部を定期的に掃除しましょう。ほこりが溜まることによって壊れやすくなるため、エアダスターを使用してほこりの除去をおすすめします。
なお、下記のリンクにてエアダスターを購入できるため、検討してみてはいかがでしょうか。
熱対策を行う
次に、ゲーミングPCを壊れにくくするためには、熱対策を行う必要があります。ゲーミングPCは、熱が発生しやすかったり熱に弱かったりするため、クーラーやサーキュレーターなどを使用しましょう。
基本的に、室温は26℃程度で設定しておけば問題ないため、パソコンの熱暴走を防ぐことができます。なお、下記の記事にて詳しい熱対策方法について解説しているため、ぜひ参考にしてください。
【今からできるゲーミングPCの熱対策】熱で落ちてしまったときの対処法も解説
無理な使い方をしない
最後に、PCを壊れにくくするためには電源を入れっぱなしにしない方法があります。常に電源を付けている状態の場合は、寿命が短くなったり熱がこもったりするため、使用していない時間は電源を切りましょう。
また、ゲーミングPCのスペックに見合っていないゲームは行わないように注意が必要です。なぜなら、スペックが低いPCでゲームを行った場合は、本体に負荷がかかってしまうからです。
記事のポイントのまとめ
本記事では、ゲーミングPCの壊れる原因や壊れにくくするための対処法を解説しました。
そもそも、ゲーミングPCは電気機器であるため、寿命がある程度決まっています。おおよそ5年ではあるものの、使い方によっては寿命が短くなるため、長く使用したい方は対策を行っていきましょう。
なお、ゲーミングPCが壊れてしまい、新しく買い替えたい方は下記の記事にて、当サイトが最もおすすめするゲーミングPCをご紹介しているため、ぜひ参考にしてご覧ください。
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