最近では、ゲーミングPCの種類が増えてきており、動画編集や画像編集などのクリエイティブな用途として使用できるゲーミングPCが多く存在します。
しかし、ゲーム以外での用途でも使いたい方が、どのゲーミングPCを選べば良いのかなどが分からない方が多いです。
そこで、本記事では編集ができるゲーミングPCや選び方を解説します!
結論から述べると、下記の5つの中からゲーミングPCを選べば間違いありません。
なお、動画編集などができるゲーミングPCは、基本的にゲーム実況もできるため、ゲーム実況と編集の2つをしたいという方も本記事でご紹介する内容を参考にしてください。
10万円のゲーミングPCでも動画編集&実況は十分可能

ゲーミングPCには、ほとんどの製品に高性能なCPUとグラフィックボードが搭載されています。
また、グラフィックが綺麗なゲームやPCに負荷がかかりやすいゲームよりも、動画編集や実況の方がゲームをするよりも軽いことが多いです。
そのため、動画編集や実況をする場合はゲーミングPCのスペックで十分にできるということです。
具体例として、パソコン工房の「LEVEL-M066-124-DNX」を具体的な例として解説していきます。
まず、「LEVEL-M066-124-DNX」のスペックは以下の通りです。
CPU | Intel Core i5-12400 |
メモリ | 16GB |
容量 | SSD 500GB |
グラボ | Radeon RX 6500 XT |
大きさ | ミニタワー |
価格 | 126,980円(税込) |
まず、CPUにはIntel社製の「i5 12世代」が採用されています。
Intel社の12世代CPUは、「Core i5」ながら10コアという従来のハイエンドクラスのコア数を誇っており、動画編集などのクリエイティブな用途にも特化しているモデルです。
また、グラフィックボードには「Radeon RX 6500 XT」というものが採用されています。
この「Radeon」というグラフィックボードを聞いたことがない方がいるかと思いますが、「Ryzen」のCPUを製造しているAMD社製のグラフィックボードです。
「Radeon RX 6500 XT」は、「GeForce GTX 1660 Super」と同等くらいの性能を持っています。
約13万円で買えるモデルで、一般的にはミドルスペックに分類されるゲーミングPCなので、ゲームを快適にプレイできるのは勿論、4Kの動画編集なども頑張ればできるほどのものとなっています!
ゲーミングPCで動画編集をするために必要なスペック

もし自分が気になっているものや、セールなどで安くなって狙っているものがあると、そのゲーミングPCが動画編集をするために必要なスペックがあるか気になりますよね。
そこで、本記事では自分で動画編集をするために必要なスペックを満たしているか判断できる基準をご紹介します。
CPUはCore i7/ Ryzen 7
ゲーミングPCで動画編集をしたいと考えている場合は、Intel社製の「Core i7シリーズ」もしくはAMD社製の「Ryzen7シリーズ」は最低限用意しておきたいCPUです。
また、Intel社製のCPUはほとんどの動画編集ソフトと相性が良いため、可能であればIntel社製の「Core i7シリーズ」を選んでおくと良いでしょう。
加えて、YouTubeでゲームのプレイ動画を編集する程度であれば、一つ下のモデルの「Core i5シリーズ」でも十分なスペックです。
メモリは16GB以上
動画編集を快適に行いたい方や、スピードを重視する方は、最低限16GBのメモリを用意しておくのがおすすめです。
動画編集時にはいくつかの作業を同時に行うことが多いです。具体的には、編集ソフトを起動しながら素材を読み込んだり、編集作業をするため、やはり8GBだと物足りなさがあるかもしれません。
SSDは最低256GB
SSDは、最低でも256GBのものを選ぶのがおすすめです。SSDには動画編集をするための素材や出力した動画などが入るのは勿論、ゲームのファイルも含まれます。
特に重いゲームなどは、100GBを超える場合もあり、256GB以下だと容量不足に悩まされてしまうことが予想されます。
また、ストレージを一つにまとめず、複数のものを使い分けることも可能なので、それらを生かして動画編集やゲーム時の負荷を軽減することができそうです。
GPUはあれば良し!必須ではない
動画編集をするだけであれば、GPUは必須ではありません。最近のIntel社製のCPUは、「オンボード」と呼ばれる内蔵GPUの性能がとても高いです。
そのため、内蔵GPUだけで動画編集をすることは可能です。
ですが、ゲームもプレイしたいという方はGPUは必ずあった方が良いでしょう。いくら内蔵GPUの性能が上がったとはいえ、ゲームを快適にプレイできるほどの性能には満たないため、注意が必要です。
グラフィックボードを搭載しておけば、作業効率が上がることに加えてゲーミングPC自体への負荷が軽減できるため、可能であればグラフィックボードは搭載しておいた方が良いでしょう。
動画編集もできるおすすめのゲーミングPC5選

動画編集もできるゲーミングPCが欲しいという方向けに、今回は「動画編集もできるおすすめのゲーミングPC」を5つご紹介します!
本記事では、先ほどご紹介した動画編集をするために必要なスペックを十分に満たしているため、その点に関してはご安心ください。
ひとまずこれを選べば間違いない!パソコン工房LEVEL-M0P5-R55G-RBX
CPU | Ryzen 5 5600G |
メモリ | 16GB |
容量 | SSD 500GB |
グラボ | GeForce RTX 3060 |
大きさ | ミニタワー |
価格 | 159,980円(税込) |
まず1つ目にご紹介するのは、パソコン工房のLEVEL-M0P5-R55G-RBXです。
「LEVEL-M0P5-R55G-RBX」は、なんといってもグラフィックボードが大きな魅力です。「GeForce RTX 3060」は、基本的に全てのゲームを快適にプレイできるうえに、4Kの動画編集もできるほどのスペックを持っています。
値段は16万円とコスパは良いとは言えませんが、CPUとグラフィックボードが安定した動作をしてくれるため、困ったらこれを選べば間違いないモデルです!

10万弱で買える!パソコン工房 LEVEL-M066-124-DNX
CPU | Intel Core i5-12400 |
メモリ | 16GB |
容量 | SSD 500GB |
グラボ | Radeon RX 6500 XT |
大きさ | ミニタワー |
価格 | 129,800円(税込) |
2つ目にご紹介するのは、同じくパソコン工房のLEVEL-M066-124-DNXです。
「LEVEL-M066-124-DNX」は、クリエイティブな用途にも特化している第12世代CPUを搭載しています。
グラフィックボードは、先ほどもご紹介した通りAMD社製の「Radeon RX 6500 XT」が採用されており、これは「GeForce GTX 1660 Super」と同等の性能を持っています。
ゲーム以外の用途にも使えるモデルなので、コスパ重視の方には特におすすめのモデルです!

コスパ良し!パソコン工房 LEVEL-M0P5-R75G-RBX
CPU | Ryzen 7 5700G |
メモリ | 16GB |
容量 | SSD 500GB |
グラボ | GeForce RTX 3060 |
大きさ | ミニタワー |
価格 | 171,980円(税込) |
3つ目にご紹介するのは、同じくパソコン工房の「LEVEL-M0P5-R75G-RBX」です。
「LEVEL-M0P5-R75G-RBX」は、CPUとグラフィックボードのバランスの取れたハイエンドクラスのモデルになります。
CPUには「Ryzen 7 5700G」が採用されており、このCPUは2022年現在ではハイエンドモデル寄りのCPUなので、性能はとても高いです。
グラフィックボードには「GeForce RTX 3060」が採用されているため、ゲームも動画編集も快適にプレイできるコスパが良いスペックになっています。

ちょっと高いけど最高峰!サイコム Lepton WS3600X299
CPU | Intel Core i9-10900X |
メモリ | 32GB |
容量 | SSD 500GB |
グラボ | NVIDIA T600 |
大きさ | ミドルタワー |
価格 | 276,750円(税込) ※カスタマイズなし |
4つ目にご紹介するのは、サイコムのLepton WS3600X299です!
「Lepton WS3600X299」は本記事でご紹介するゲーミングPCの中では最高峰のスペックであり、それなりのお値段がするモデルです。
カスタマイズをしない状態だと、CPUには2022年の時点では最もスペックが高いと言える「Intel Core i9-10900X」が採用されており、グラフィックボードにはRTX規格を超える「NVIDIA T600」という超ハイエンドモデルのものが採用されています。
ゲームを高画質でプレイできるのは勿論、4Kや8Kなどの重い動画編集も楽々こなせてしまう最高峰のモデルになっています。

2TBのHDD付き!マウスコンピューター G-Tune NM
CPU | Intel Core i7 12700 |
メモリ | 16GB |
容量 | SSD 512GB & HDD 2TB |
グラボ | GeForce RTX 3070 |
大きさ | ミドルタワー |
価格 | 252,647円(税込) |
最後にご紹介するのは、マウスコンピューターのG-Tune NMです!
「G-Tune NM」は、ゲーミングPCの中では珍しい2TBのHDDを採用しているモデルです。
CPU、グラフィックボードは共に高い性能を持っているうえで、大量のストレージを搭載しているため、クリエイティブな用途にもとっておきのモデルとなっています。
動画編集ができるゲーミングPCに関する質問!

動画編集ができるゲーミングPCを購入しようと考えている方は、モデルを選ぶ際にいくつか疑問が出てくるかもしれません。
本記事では、そのような方向けに3つの質問にお答えします!
ノートゲーミングPCでも動画編集はできる?
ノートゲーミングPCでも動画編集をすることはできますが、作業のやりやすさはデスクトップと比べると劣ってしまいます。
特にデメリットとなるのは、ノートパソコンは「持ち運びができる」前提で作られているため、小さく作られておりスペックが低い傾向にあります。
また、デスクトップよりもモニターのサイズが小さいのもデメリットであります。
モニターのサイズに関しては、モバイルモニターなどで解決できそうです。
ですが、ノートパソコンなら場所を選ばず動画編集をすることができるため、外出先や移動中などでの作業も可能になります。
Macでゲームと動画編集は可能ですか?
Macでゲームと動画編集をすることはできないと言い切れるほどです。
まず、MacOSにはMac専用ソフトの「Final Cut Pro」というソフトがあるため、動画編集ソフトの互換性や使い心地などに関してはほぼ問題ありません。
ですが、Macでゲームをすることは不可能に近いです。そもそも、ほとんどのゲームタイトルは、ユーザーが多いWindows向けにゲームタイトルを制作しているため、Macに対応しているゲームタイトルが少ないということもあります。
グラフィックボードは必要ですか?
ゲーミングPCで動画編集をする際には、グラフィックボードは必須ではありませんがあった方が作業が効率化しやすくなります。
グラフィックボードがあればゲームも快適にプレイできますし、動画編集も4Kなど重い編集にも対応できるスペックになってくるため、搭載していると良いでしょう。
まとめ
本記事では、ゲーミングPCをゲームをプレイする用途だけでなく動画編集などクリエイティブな用途で使用したいなどという方向けに、「動画編集もできるおすすめのゲーミングPC」を5つご紹介しました。
上記で紹介したモデルは、ゲームを快適にプレイできるのは勿論、動画編集もサクサクできるスペックで、CPUとグラフィックボードのバランスが取れているモデルをご紹介しました。
そのため、動画編集などの用途にも使うゲーミングPCを購入する方は、ぜひ本記事で紹介したモデルの中から自分に合うモデルを買うことをおすすめします。