【ゲーミングPC格安モデルの選び方】10万円前後で買えるおすすめモデル5選も紹介

2022 8/21

2022年8月21日 2022年8月21日

ゲーミングPCを購入する方は、スペックや価格などから判断をして購入することが多いのではないでしょうか。

基本的に、ゲーミングPCを購入する際は150,000円以上の費用がかかります。しかし、中には安く購入できるゲーミングPCも存在しており、ある程度の性能も備わっています。そのため、予算を抑えたい方にとっては非常に嬉しいと言えるでしょう。

そこで本記事では、格安ゲーミングPCの値段や性能などについて解説します。また、格安ゲーミングPCの選び方や注意点も含めて解説していきます。

格安のゲーミングPCの値段はどれくらい？

結論から申し上げると、格安ゲーミングPCの相場は100,000円前後です。また、100,000円程度で購入できるゲーミングPCでもゲームによっては問題なくプレイ可能です。しかし、昨今の人気ゲームを快適にプレイしたい場合は、難しいと言えるでしょう。

FPSやApexなどの動作を多く必要とするゲームでは、プレイヤーの動きや反応速度などが思い通りに操作できないといったデメリットがあります。基本的に、人気ゲームを快適にプレイしたい場合は、価格の高いゲーミングPCやパーツのみを交換して対応する方法しかありません。

しかし、パーツ交換を行う際には知識や経験などが必要であるため、初心者の方にはあまりおすすめしません。なぜなら、万が一取り付けるパーツの位置を間違えてしまった場合は故障につながるからです。

一般的に、ゲーミングPCの相場は200,000円前後であるため、100,000円程度で購入できるゲーミングPCの性能は劣ってしまったり、どこかのパーツが低性能だったりします。そのため、最低限のゲームプレイをしたい方や予算を安く抑えたい方は、100,000円程度のゲーミングPCを購入しましょう。

なお、そもそもゲーミングPCは通常のPCよりも性能や機能が高く作られているため、ゲームを行う分には十分にプレイできると言えるでしょう。また、100,000円代のゲーミングPCでゲームを快適に行いたい方は、BTOショップなどでパーツのみを交換できるため、ゲームに合わせて組み合わせが可能です。

しかし、先ほども少し申し上げた通り、初心者の方には少し難しい方法であるため、どうしても行いたい方は知識を付けてから交換することをおすすめします。また、市場に出回っているゲーミングPCの相場については下記の記事にて詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてご覧ください。

ゲーミングPC 相場（準備中）

格安ゲーミングPCの性能目安

ここまで、格安ゲーミングPCの相場を解説しました。ここからは、格安ゲーミングPCの性能目安について解説します。結論として、「スペックの目安」と「ゲーム性能の目安」です。それぞれ順番に見ていきましょう。

スペックの目安

CPU

格安ゲーミングPCに搭載しているCPUは、Ryzen 5やCore i5シリーズあたりが多いです。基本的に、ゲーミングPCはゲームを快適におこなえるように高性能パーツを搭載しているため、通常のPCよりも快適にプレイ可能です。そのため、Ryzen 5やCore i5シリーズあたりのCPUであれば十分にゲームを行えます。

また、Ryzen 5やCore i5の特徴としては、データの処理速度が早いといった特徴があるため、ゲームに限らず動画編集や画像編集などを行う方にとっても問題なく作業可能です。

なお、価格が高いゲーミングPCは、Ryzen 7やCore i7を搭載していることが多いため、Ryzen 5やCore i5よりも処理速度が早いといった特徴があります。そのため、プログラミングやマルチタスク作業などを頻繁に行う方は、Ryzen 7やCore i7が良いと言えるでしょう。なぜなら、処理速度が速いことによって作業時間が効率化するため、生産性が高くなるからです。

そのため、100,000円代のゲーミングPCではクリエイティブ作業や、プログラミングなどはあまりおすすめできないと言えるのです。

グラフィックボード

次に、100,000円代に搭載しているグラフィックボードは、GTX 1650シリーズになります。グラフィックボードとは、ディスプレイやモニターに映し出される映像の鮮明度や綺麗さを表す機能のことです。つまり、グラフィックボードの性能が高いPCは、ゲーム中の画面が綺麗に映ることによって、見やすくなったり臨場感を感じたりできるため、ゲームに没頭できます。反対に、グラフィックボードの性能が低い場合は、ゲームの迫力も感じられないうえに、少し物足りないと言えるでしょう。

なお、GTX 1650は23,000円程度で購入でき、Geforceシリーズのモデルになります。基本的に、格安ゲーミングPCに搭載しているグラフィックボードは、ローエンドクラスのモデルが多いため、ゲームを行うだけなら十分プレイ可能です。

しかし、高フレームレートを必要とするFPSやApexなどでは性能が物足りないため、快適な映像は出せません。そのため、グラフィック機能を必要としないゲームであれば、GTX 1650でも満足してゲームを行えるでしょう。

ゲーム性能の目安

解像度

次に、格安ゲーミングPCのゲーム性能目安は、Apexやフォートナイトなどの人気ゲームをフルHDの60〜100fpsでプレイできるくらいの性能です。フルHDとは、一般的に使用されているテレビの解像度のことで、ゲームを普通にプレイする分には問題なく行えます。なお、高解像度の場合は、細かい部分まで画像の密度が濃くなることによって画質が綺麗になったり鮮やかになったりする特徴があります。

反対に、100,000円程度で購入できる解像度の場合は、高解像度と比較して画像の密度が小さくなるため、映像がやや見にくかったり鮮明さにかけたりするでしょう。しかし、ゲーム上級者の中にはフルHDを使用している方もいるため、一概に高解像度が良いとは言えません。

なぜなら、自分がプレイするゲームのジャンルによって解像度を合わせる必要があるからです。たとえば、アクションゲームやフォートナイトではフルHDで満足できるものの、MMORPGやFF14などのグラフィック性能を求めるゲームでは、高解像度の方が満足できるでしょう。そのため、格安ゲーミングPCでは高いグラフィック性能を求めることは難しいと言えるのです。

フレームレート

次に、格安ゲーミングPCで出力できるフレームレートは、60〜100fps程度です。一般的に求めるフレームレートは144fps程度になるため、格安ゲーミングPCのスペックでは少し劣ってしまいます。なお、高フレームレートの場合は、撃ち合いや敵のエイムなどで有利になるため、勝ちやすくなるといったメリットがあります。

つまり、近距離戦闘や長距離戦闘などにおいても映像がくっきり見えるため、追いエイムしやすくなるということです。加えて、高フレームレートの場合は画面に伝わる反応速度も向上するため、勝敗を大きく分けると言えるでしょう。

そのため、シューティングゲームを行う際に、格安ゲーミングPCで出力できる60〜100fpsでは、少し不利になってしまうかもしれません。なお、格安ゲーミングPCでApexを快適に行いたい場合は、グラフィックボードのパーツを交換しましょう。

高性能のグラフィックボードを購入することによって映像の鮮明さが向上し、高画質でゲームを行えるため、快適に行いたい方は144fpsを出力可能なGPUがおすすめです。しかし、ゲームによってはフレームレートをあまり必要としないゲームも多く存在しており、無理してグラフィックボードを購入する必要はありません。

そのため、映像の質にこだわらない方やフレームレートをあまり必要ないゲームを行う方は、格安ゲーミングPCでも十分な性能と言えるでしょう。

格安のゲーミングPCの選び方・ポイント

ここでは、格安のゲーミングPCの選び方やポイントを解説します。結論として、下記のような選び方です。

必要なスペックを確認
グラボを中心に考える
デスクトップの方がおすすめ

それぞれ順番に解説します。

必要なスペックを確認

格安ゲーミングPCを選ぶ際には、行いたいゲームや用途に合わせて必要なスペックを確認しましょう。ゲーミングPCに搭載しているパーツは、プロセッサ、グラフィックボード、メモリ、ストレージなどが存在しており、ゲームを快適に行ううえで重要なパーツとなります。

プロセッサ

ゲームの快適性や作業の効率化を求める方は、高性能なCPUが必要です。

先ほども少し申し上げた通り、プロセッサはデータの処理を行う機能であるため、ゲームによっては処理速度が速いCPUが必要になります。基本的に、ゲームを購入する際には推奨スペックが記載されているため、公式サイトで確認しておきましょう。

先ほども少し申し上げた通り、格安ゲーミングPCのCPUはRyzen 5やCore i5シリーズであるため、ゲームを行う際に快適とはいかないものの、通常のPCと比較した場合は問題なくゲームを行えます。

メモリ

次に、メモリの容量もゲームを行ううえで重要になります。多くの場合、ゲーミングPCでゲームを快適に行う際には16GB以上を必要とするため、容量が多ければ多いほどストレスなくゲームを行えます。また、メモリの容量が大きい場合は処理速度や高速フレームレートなどが可能であるため、ストレスなくゲームプレイが可能です。

加えて、メモリの容量次第ではマルチタスク作業も問題なく行えるといった特徴もあるため、複数のアプリケーションを開いていた場合でも動作可能です。そのため、ゲームを開いたまま動画視聴だったり、クリエイティブ作業だったりを行う方は大容量のメモリをおすすめします。

なお、格安ゲーミングPCでマルチタスク作業を行う場合は、少し動作が重たくなったりアプリが落ちてしまったりするため、あまりおすすめしません。しかし、ゲームのみを行う場合であれば問題なく動かせるため、安心してゲームプレイをできます。

また、ゲームを快適に行う際には16GB以上を必要とは言ったものの、推奨スペックは8GB以上であるため、格安ゲーミングPCで十分ゲームを行えます。注意点としては、多くのゲームやアプリなどを保存できないといったデメリットがあることです。また、ゲームやアプリなどを追加したい場合は、メモリの容量を増やすことが必要であるため、交換することを検討しましょう。

ストレージ

次に、読み込み速度に関わるストレージ（HDD、SSD）の容量も重要です。

HDDとは、外部記録装置と呼ばれており、読み込み速度を高速にする機能であるため、ゲームの快適度に大きく関わるパーツです。また、アプリケーションや容量が重たいファイルなどを保存できるといった特徴があるため、動画配信やゲーム配信などのデータを問題なくダウンロードできます。そのため、ゲームに限らず画像編集や動画編集などを行う方にとって必須になるパーツと言えるでしょう。

反対に、SSDとはソリッドステートドライブと呼ばれており、HDDと同様にデータの読み込みや記録などを行うパーツのことです。容量の多いSSDでは、アプリケーションをダウンロードする際に、読み込み速度が早いといった特徴があるため、瞬時にインストールを行えます。

そのため、すぐにアプリを入れたい方や、ゲームをインストールしたい方はストレスを感じることなくダウンロードできるでしょう。なお、ゲームを行ううえで必要なスペックに関しては、500GB以上を搭載しているストレージを確保しましょう。

なぜなら、昨今の人気ゲームに使用するストレージは100GB以上を必要とするため、容量が少ないストレージではインストールできないからです。また、ゲームを含めたクリエイティブ作業やマルチタスクを行う方は、1TB以上のストレージがおすすめです。

ストレージの容量が多ければ多いほど読み込み速度が早くなったり、多くのゲームを入れたりできるため、必要であればストレージの容量を増やしましょう。

グラボを中心に考える

次に、格安ゲーミングPCを購入する際は、グラフィックボードのスペックを確認しましょう。グラフィックボードとは、GPUとも呼ばれており、ゲームを行う際に重要となる映像の鮮明度を決めるパーツのことです。つまり、高性能なグラフィックボードでは、ゲームプレイ時の映像が高画質だったり、鮮やかに映ったりするため、快適にゲームを行えると言えます。

また、高性能なグラフィックボードでは、MMORPGやオープンワールドRPGなどの高画質を求めるゲームでは、臨場感や世界観などを感じられるため、ゲームに没頭できるでしょう。なお、グラフィックボードはフレームレートの性能によって大きく異なるため、高画質の映像を出力する場合は、ハイスペックのグラフィックボードが必要です。

高フレームレートは映像の鮮明度に限らず、ゲーム中の遅延や残像などが減少するため、ゲームを快適に行えるといったメリットがあります。また、グラフィックボードは主に、「AMD」と「Nvidia」のメーカーが存在しており、ゲーム界隈では最も人気の高いシリーズです。基本的に、両者を使用しているゲーマーが多いうえに低価格のモデルの場合でも高性能であるため、安心して活用できると言えるでしょう。

なお、格安ゲーミングPCに搭載しているGPUはGTX 1650シリーズが多いため、初心者ゲーマーに愛用されています。また、グラフィックボードの性能を上げたい方は、BTOショップでGPUのみを交換することによって滑らかにゲームを行えるため、検討してみてはいかがでしょうか。

デスクトップの方がおすすめ

最後に、格安ゲーミングPCを購入する際は、デスクトップ型がおすすめです。なぜなら、デスクトップ型はノート型と比較した場合は、価格が安いといった特徴があるからです。ノート型はサイズが小さいため、ゲームに必要なパーツが凝縮していることによって価格が高くなるといった傾向があります。反対に、デスクトップ型のサイズは大きいため、各パーツを小型化にしないことによって価格が安くなるのです。

しかし、デスクトップ型では持ち運びができないため、外出先での利用がない方や持ち運ぶ用途がない方におすすめします。また、デスクトップ型を購入した場合は、常に同じ場所に置いてあるため、ほこりの掃除や熱対策を行いましょう。

ほこりが溜まってしまうと熱が生じやすいため、故障の原因になってしまいます。そのため、1か月に1度は掃除を行うことによって熱による故障を防ぐことが可能です。なお、格安ゲーミングデスクトップ型を購入した場合でも、パーツ交換を行うことによってグレードアップができるため、必要であればパーツを購入しましょう。

また、格安ゲーミングPCに限らず、下記の記事にて総合的に見たゲーミングPCの選び方を解説しているため、本記事と併せてぜひご覧ください。

【ゲーミングPCの選び方を徹底解説】初心者向けにスペックの見方や注意点も紹介！

格安のゲーミングPCを選ぶ際の注意点

ここでは、格安のゲーミングPCを選ぶ際の注意点を解説します。結論として、下記のような注意点があります。

性能の求めすぎは注意
中古は避けた方が無難

それぞれ順番に見ていきましょう。

性能の求めすぎは注意

格安ゲーミングPCを選ぶ際には、性能ばかりを求めないようにしましょう。つまり、高解像度でゲームを行う場合は、高フレームレートを出力できないため、どちらか一方を選ぶ必要があります。また、高い性能を求めすぎてしまうとPC本体やパーツに負荷がかかってしまうため、格安ゲーミングPCでは耐えきれなくなります。

そのため、故障の原因になったりPCの寿命を縮めたりするので注意が必要です。

中古は避けた方が無難

格安ゲーミングPCを購入する際は、中古品は避けましょう。理由としては、PC本体の寿命が短かったり故障した際の保証が付いていなかったりするため、壊れてしまった場合は購入損になるからです。

そのため、購入する際は100,000円以上はかかってしまうものの、長く使用するのであれば新品を購入しましょう。

記事のポイントのまとめ

本記事では、格安ゲーミングPCの特徴や選び方を解説しました。昨今では、格安ゲーミングPCの場合でもゲームを問題なくプレイできるため、予算を抑えたい方にはおすすめします。なお、各パーツの性能に物足りなさを感じた方は、BTOショップなどでパーツの交換を行うことによって各ゲームに対応できるため、交換する際は知識を付けてから行いましょう。

なお、本記事では、格安のデスクトップについて紹介しましたが、下記の記事にて、格安のゲーミングノートPCをご紹介しているため、ぜひ参考にしてご覧ください。

【格安ゲーミングノートPC！】おすすめ7選と選び方

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