正直、ゲーミングPCって趣味として購入するには高いというイメージを皆さん持っていませんか?もちろん、書いている私もそう思っています。
ゲームをプレイすることだけを考えるのならば、ニンテンドースイッチやプレイステーション5などのゲーム専用機に比べ初期投資が非常に大きいものになります。初めて買うには、結構勇気が必要なモノだと思います..。
特に、今は円安や半導体不足、原油高などの様々な外的要因によって輸入品が数多くを占めているであろうPCのパーツが、どんどん値上がりしている状況です..。
だからこそ、さらに高級品であるこのゲーミングPCをできるだけ安く、コストパフォーマンスが最強なモノを手に入れたいと悩んでいませんか。
この記事ではコストパフォーマンス最強のゲーミングPCをいくつか紹介しますので、ぜひ皆さんの自分にあったゲーミングPC選びの参考にしてください!
それだけでなく、安くてコスパ最強ゲーミングPCを選ぶポイントも解説しているので、こちらも自分にあったゲーミングPCを見つける参考にしていただければと思います。
ゲーミングPCの相場価格とは

今現在の、ゲーミングPCの相場はご存知ですか?
ご存じの方もいるかもしれませんが、現在のスペックが高い人気のゲーミングPCの相場は25万円程度となっています。
しかし、不便なくプレイするためであれば、25万円程度のゲーミングPCは必要ありません。オーバーで過剰なスペックになってしまう場合もあります。
25万円程度のPCは、配信やエンコードといったゲーム以外を同時にする場合や、高画質の状態で大量のエフェクトが付いたグラフィックでゲームをプレイする場合のみ必要です。
これらに当てはまらない場合は、もっと安いゲーミングPCで十分です。
ゲームの動作に不便なく遊ぶだけであれば、ゲーミングPCの相場は15万円〜18万円程度まで下がります。
本記事では、相場を下回る10万円〜15万円のコスパ最強のゲーミングPCを中心に紹介します。
それでも15万円をすぐに用意できないという方でも、ゲーミングPCはストアの分割購入だったり、クレジットカードの分割払いを活用すれば一回の負担を抑えることができ、月々4000円程度の出費に抑えられるケースもあります。
まずはこれから!コスパ最強のゲーミングPC2選

正直、ゲーミングPCを購入したいと考えているけれども、ゲーミングPCのことなんて右も左もわからないという方は、特にコストパフォーマンス最強である下記2つのゲーミングPCを見てみてください。
- G-GEAR mini GI5J-B211/T(ツクモ)
- GALLERIA RM5C-R36(ドスパラ)
G-GEAR mini GI5J-B211/T(ツクモ)
機能 | スペック表 |
CPU | インテル Corei5-10400 プロセッサー |
メモリ | 16GB ( 8GBx2枚) DDR4 |
容量 | 500GB NVMe SSD |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB (GDDR6) |
大きさ | 約183mm(幅)x390mm(奥行き)x300mm(高さ) |
FPS例 | フォートナイト低設定:144fps前後 Apex Legends低設定:60fps以上 |
価格 | 117,800円(税込) |
このゲーミングPCに搭載されているGPUは、GTX 1650、CPUはCorei5-10400という2世代前のエントリーゲーミングPCになります。そのため最新のゲームを高画質かつ高フレームレートで プレイするのは難しいです。
しかし、映像設定の調節を行うことで、60fpsであればどんなゲームでもプレイすることができます。
モニターの性能が、60Hzまでのものを使ってゲームをプレイする予定の方は、ひとまずこのゲーミングPCが最もおすすめです。
人気のゲームタイトルであるApex Legendsや、フォートナイトのプレイも設定を調整することで、安定して60fpsでゲームタイトルをプレイできます。また、Fortniteでは144fpsに迫る性能を出すことができるので、フォートナイトを中心にプレイする方にはおすすめです。
そのため、他のゲームタイトルをプレイする際であっても、設定を調整することで安定してプレイできることが特徴です。

GALLERIA RM5C-R36(ドスパラ)
機能 | スペック表 |
CPU | インテル Core i5-12400 プロセッサー |
メモリ | 16GB ( 8GBx2枚) DDR4 |
容量 | 500GB NVMe SSD |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB (GDDR6) |
大きさ | 約220mm(幅)×440mm(奥行き)×425mm(高さ) |
FPS例 | フォートナイト高設定:144fps以上 Apex Legends低設定:144fps以上 |
価格 | 178,280円(税込) |
このゲーミングPCに搭載されているGPUは、RTX 3060、CPUはCorei5-12400というゲーミングPCになります。さらに、このゲーミングPCは”DLSS”というRTXシリーズにしかない機能を搭載しています。
そのため、対応していることが多い著名なゲームタイトルでは、GPUの性能を最大限に生かしてくれるのでかなりの性能を発揮します。ゲームタイトルの映像設定を調節することで、144fpsでのプレイも可能です。
モニターの性能が144Hzまでのものを使ってゲームをプレイする予定の方は、このゲーミングPCは選択肢の一つとなるでしょう。
人気のゲームタイトルであるApex Legendsや、フォートナイトのプレイも設定を調整することで安定して144fpsでプレイできます。Apex Legendsを144fpsでプレイしたい場合は、こちらのパソコンが最適です。
その他コストパフォーマンスの高いゲーミングPC6選

ここでは、コストパフォーマンスの高いその他のゲーミングPCを6つご紹介します。
- デル(Dell) G15 Ryzen Edition
- LEVEL-C056-117-SAX(パソコン工房)
- PG-PG12(STORM)
- エイスース(ASUS) ROG Strix G17 G713IH-R7G1650
- レベルインフィニティ LEVEL-M0P5-R56X-RBX-ZETA(パソコン工房)
- G-Tune PL-B-MA(マウスコンピューター)
それぞれ順番に解説します。
デル(Dell) G15 Ryzen Edition
機能 | スペック表 |
CPU | AMD Ryzen 7 5800H プロセッサー |
メモリ | 16GB ( 8GBx2枚) DDR4 |
容量 | 512GB NVMe SSD |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti 4GB (GDDR6) |
大きさ | 約357.26mm(幅)×272.11mm(奥行き)×24.9mm(高さ) |
FPS例 | フォートナイト低設定:144fps前後 Apex Legends低設定:60fps以上 |
価格 | 142,800円(税込) |
このゲーミングPCは、ゲーミングノートPCになっているため、ケーブルの準備やスペースを確保を削減できます。また、バッテリーを搭載しているので、急な停電やコードが外れてしまったとしても、ゲームのプレイに影響を与えることはありません。
標準的な60Hzのモニターではなく、120Hzのワンランク上のモニターを搭載しているので、1秒間に描画される量が多いです。そのため、画面が60Hzではゲームに酔いやすい方でも、ある程度それらが軽減されるので長時間プレイする方にもおすすめです。
人気のゲームタイトルであるApex Legendsやフォートナイトのプレイも、設定を調整することで、安定して60fpsでゲームをプレイできます。
LEVEL-C056-117-SAX(パソコン工房)
機能 | スペック表 |
CPU | インテル Core i7-11700 プロセッサー |
メモリ | 16GB ( 8GBx2枚) DDR4 |
容量 | 500GB NVMe SSD |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB (GDDR6) |
大きさ | 約177mm(幅)×388mm(奥行き)×296mm(高さ) |
FPS例 | フォートナイト高設定:240fps以上 Apex Legends高設定:240fps前後 |
価格 | 205,980 円(税込) |
このゲーミングPCは、今回ご紹介する中では最高額のモノになります。値段の分だけ、使用しているCPUはCorei7-11700とGeForce RTX 3060 Tiということで、他にご紹介したものよりもランクが上のPCパーツを搭載しているゲーミングPCとなります。
それだけでなく、このゲーミングPCは”DLSS”という、RTXシリーズにしかない機能を搭載しています。そのため、対応していることが多い著名なゲームシリーズでは、GPUの性能を最大限に生かしてくれるので、かなりの性能を発揮します。
また、CPUの性能も高いので、CPUの性能を重視する動画編集やゲーム配信をしたいと考えている方にもおすすめです。

PG-PG12(STORM)
機能 | スペック表 |
CPU | インテル Core i5-12600K プロセッサー |
メモリ | 16GB ( 8GBx2枚) DDR4 |
容量 | 500GB NVMe SSD |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB (GDDR5) |
大きさ | 約200mm(幅)×450mm(奥行き)×460mm(高さ) |
FPS例 | フォートナイト低設定:240fps以上 Apex Legends最高設定:144fps以上 |
価格 | 187,800円(税込) |
このゲーミングPCで使用しているCPUは、Corei5-12600KとGeForce RTX 3060となります。それだけでなく、このゲーミングPCは”DLSS”というRTXシリーズにしかない機能を搭載しています。
フォートナイトでは240fps以上、Apex Legendsでは144fps以上の性能を出すことができるので、60fpsのプレーヤーよりも優位に立てるでしょう。
また、他のゲームタイトルをプレイする際であっても、設定をほとんど調整することなく、高いFPSで安定してプレイすることができます。

エイスース(ASUS) ROG Strix G17 G713IH-R7G1650
機能 | スペック表 |
CPU | AMD Ryzen 7 4800H プロセッサー |
メモリ | 16GB ( 8GBx2枚) DDR4 |
容量 | 512GB NVMe SSD |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB |
大きさ | 約395mm(幅)×282.1mm(奥行き)×21.4~26.5mm(高さ) |
FPS例 | フォートナイト低設定:144fps前後 Apex Legends低設定:60fps以上 |
価格 | 134,800円(税込) |
このゲーミングPCに搭載されているGPUは、GeForce GTX 1650、CPUはRyzen 74800HというエントリーゲーミングノートPCになります。
ゲーミングPCにおいて重要視されるGPUの性能は、GeForce GTX 1650であるため、最新のゲームを高画質かつ高フレームレートで プレイするのは難しいです。
しかし、映像設定の調節を行うことで、60fpsであればどんなゲームでもプレイすることができます。
レベルインフィニティ LEVEL-M0P5-R56X-RBX-ZETA(パソコン工房)
機能 | スペック表 |
CPU | AMD Ryzen 5 5600G プロセッサー |
メモリ | 16GB ( 8GBx2枚) DDR4 |
容量 | 500GB NVMe SSD |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3060 16GB (GDDR6) |
大きさ | 約190mm(幅)×410mm(奥行き)×356mm(高さ) |
FPS例 | フォートナイト低設定: 240fps前後 Apex Legends高設定:144fps以上 |
価格 | 170,080円(税込) |
このゲーミングPCで使用しているCPUは、Ryzen 5 5600G とGeForce RTX 3060となります。
価格が17万円程度でありながら、コストパフォーマンスが非常に高いため、まず最初に手に入れたいゲーミングPCの有力候補です。
G-Tune PL-B-MA(マウスコンピューター)
機能 | スペック表 |
CPU | インテル Core i5-11400 プロセッサー |
メモリ | 16GB ( 8GBx2枚) DDR4 |
容量 | 512GB NVMe SSD |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB (GDDR6) |
大きさ | 約178mm(幅)×395mm(奥行き)×330mm(高さ) |
FPS例 | フォートナイト高設定:60fps以上 Apex Legends低設定:60fps以上 |
価格 | 129,800円(税込) |
このゲーミングPCで使用しているCPUは、Core i5-11400とGeForce GTX 1650となります。
他のゲーミングPCに比べ容量が少ないため、複数のゲームタイトルをプレイする予定の方には向きません。しかし、単一のゲームをやる予定の方ならばまったく問題はないです。
また、映像設定の調節を行うことで、60fpsであればどんなゲームでもプレイすることができます。
コストパフォーマンスを踏まえたゲーミングPCの選び方

ここまで、コストパフォーマンスを意識したゲーミングPCをご紹介しました。ここからは、ゲーミングPCの選び方をコストパフォーマンスの観点から解説します。
必要スペックを確認する
低価格でコストパフォーマンスの良いゲーミングPCを選ぶには、自分がプレイする予定のゲームタイトルの、最低スペックを確認することが大切になります。
たとえば、Apex Legendsの必要スペックは、CPUがインテルである場合はCore i3-6300、GPUはGeForce GT 640、メモリ6GBが必要です。
万が一最低スペックを満たしていなかった場合は、起動すらもできない可能性が発生するため、しっかりと確認を行うようにしましょう。複数のゲームタイトルを遊ぶ予定の場合は、一番高い性能を要求するゲームの性能を、超えているゲーミングPCを選ぶようにしましょう。
必要スペックと推奨スペックの違い
ゲーミングPCを選ぶ際に、ゲームに必要な性能を調べていると、「必要スペック」と「推奨スペック」という言葉が出てきます。
「必要スペック」は、ゲームをプレイする上で、最低限満たしていないといけない性能のことです。「推奨スペック」は、ゲームタイトルをプレイする上で、ゲームメーカー規定の標準的な設定で快適にプレイするために必要なスペックのことです。
もし、予算に余裕があるのならば、推奨スペック以上のゲーミングPCを購入することを検討してみてください。
予算がギリギリの場合や、少しでもはじめに払う金額を抑えたいという方は、必要スペックを満たしたゲーミングPCを購入する形でも問題はありません。ゲームの起動はゲームメーカーで保証されているため、設定を調節することで問題は無くゲームをプレイすることができます。
中古品は避ける
少しでも安くゲーミングPCを手に入れるために、中古のゲーミングPCはどうだろうかと思っている方は多いでしょう。
中古のゲーミングPCの購入は、分の悪い賭けのようなものです。パーツが古いものであったりする場合は、既に長い時間他の人が使用している可能性が高いため、すぐに壊れてしまったり、慢性的なエラーが発生する原因になりやすいです。
エラーや故障が発生した場合でも、中古のゲーミングPCは、保証期間が新品のゲーミングPCよりも短い場合が多いです。保証が長い中古のゲーミングPCは、値段が中古のゲーミングPCの割には高いため、それにかける手間や時間、それにお金を考えると、結局新品のゲーミングPCと変わらなくなるのは目に見えているでしょう。
スペースがある場合はデスクトップがおすすめ
ゲーミングPCには、ノートパソコンタイプと、デスクトップパソコンタイプがあります。同じモデルのゲーミングPCを、ノートパソコンタイプとデスクトップパソコンタイプで比較をするならば、デスクトップタイプのゲーミングPCの方がスペックの良い場合が多いです。
また、デスクトップパソコンタイプのゲーミングPCは、拡張性やメンテナンス性においても、ノートパソコンタイプのゲーミングPCより優れています。ノートパソコンタイプのゲーミングPCは熱を持ちやすいため、長時間使用する場合は、デスクトップパソコンタイプのゲーミングPCよりも不利になる場合も考えられます。
したがって、スペースがある場合は、よりコストパフォーマンスの高いデスクトップ型のゲーミングPCを選ぶようにしましょう。
なお、下記の記事にて、デスクトップとノートの違いやメリット・デメリットについて紹介しています。どちらがあなたに合っているか参考になるため、ぜひご覧ください。
ゲーミングPCはデスクトップ型とノートPC型のどちらを買うべき?
まとめ:ゲーミングPCはコスパを重要視しよう
本記事では、コストパフォーマンスの高いゲーミングPCをご紹介しました。どのゲーミングPCから購入すれば良いのか分からない場合は、安くて高品質な下記2つから選んでみてください。
- G-GEAR mini GI5J-B211/T(ツクモ)
- GALLERIA RM5C-R35(ドスパラ)
上記2つのゲーミングPCであれば、主要どころのゲームはすべて快適にプレイすることが可能です。