【ゲーミングPCの基礎知識】ゲーミングPCの知識を増やす方法も解説

ゲームをする男性の横顔

ゲーミングPCを購入しようと考えているものの、何を参考にして購入すれば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか。また、そもそもゲーミングPCの概要が分からない方も多いかと思います。

本記事では、ゲーミングPCの基礎知識や、ゲーミングPCの知識を増やす方法などを解説していきます。

目次

ゲーミングPCの基礎知識

ゲーミングPC
ゲーミングPCの基礎知識

ここでは、ゲーミングPCの基礎知識について解説をします。

ゲーミングPCとは?

そもそもゲーミングPCとは、ゲームを快適に行うためのPCのことです。主にFPS、TPS、MMORPGなどのオンラインゲームを快適にプレイすることに特化したPCになります。その中でも「ゲーミングノートPC」は、一般的なノートPCよりもグラフィック性能や、CPU性能などのスペックが比較的高いパソコンです。

そのため、ゲーミングPCが搭載している高性能を活用し、APEX、FF14などの人気ゲームや、動画編集をすることも可能です。また、普通のPCとの違いは、主にグラフィックボードなどの性能面が大きく異なります。

より詳しく知りたい方は、下記の記事にてゲーミングPCを解説しているので、本記事と併せてご覧ください。

ゲーミングPCと普通のPCの違いは?初めて購入する場合の選び方も解説

ゲーミングPCを構成する4つの主なパーツ

ゲーミングPCを構成するパーツは、主に4つ程度存在します。

CPU(プロセッサ)

1つ目は、PCの司令塔の部分になるCPU(プロセッサ)です。基本的に、PCで最新ゲームを動かす場合、映像表示だけでなく、キャラクターの位置情報や音データなど、同時にすばやく複数のデータを処理しなければいけません。

加えて、ゲーミングPCのCPUやメモリは、普通のPCよりも処理能力が高く、容量も多いです。そのため、ゲーミングPCのCPUの処理能力やメモリの容量なども、普通のパソコンの数倍以上となります。

グラフィックボード(GPU)

2つ目は、グラフィックボード(GPU)です。モニターに映像を映し出すパーツであるため、ゲームを行ううえでの最重要パーツです。

映像出力に大きな役割を持っているため、高グラフィックで大人数参戦型の3Dゲームなど、パソコンの処理に強い負荷のかかる場面でも安定した映像出力が可能です。

なお、普通のパソコンにもあるCPUだけでは、最新ゲームの美しい映像を処理する性能が足りないため、ゲーミングPCにはグラフィックボードが付属しています。

メモリ(RAM)

3つ目は、データを一時的に記憶するメモリ(RAM)です。PCが計算処理や、諸々の作業を行い、CPUが処理するデータを一時的に保存する場所になります。

メモリのギガバイト数が大きければ大きいほど、高速のシステムスピード、シームレスな応答性、高速のフレームレートを実現する能力が高い傾向にあります。

また、ゲーミングPCでは、大容量のメモリが搭載されていることが一般的です。理由としては、最新のゲームタイトルではメモリの容量が不足すると、快適なゲームプレイからかけ離れてしまうからです。

反対に容量が大きければ、多くの作業を同時に処理が行えるため、最近のゲーミングPCでは16GB以上のメモリを搭載しています。

SSD(ソリッドステートドライブ)

4つ目は、SSD(ソリッドステートドライブ)です。メモリーチップを媒体にした記録、読み出しを行う装置です。
加えて、HDDと同じストレージ(外部記録装置)としてパソコンに接続し、OSやアプリケーションソフトなどを記録します。

読込速度が高速なため、OSの起動がわずか1分程度で完了し、ストレス無くPCを利用することができるパーツです。

本記事では、ゲーミングPCを構成する4つの主なパーツについて簡単に触れました。併せて「初心者がゲーミングPCを選ぶ際に覚えておくべきパーツ4選!」の記事を参考にしていただけると、より理解が深まりますので、ぜひご覧になってください。

ゲームをプレイするために必要なもの

ゲーミングPC本体

ゲームを行ううえで、ゲーミングPC本体は必須です。

ゲーミングPCと通常のパソコンが違う点として、ゲーミングPCはグラフィックボード(GPU)を搭載しています。グラフィックボードは、映像出力に大きな役割を持っているため、高グラフィックで大人数参戦型の3Dゲームなど、パソコンの処理に強い負荷のかかる場面でも安定した映像出力が可能です。

周辺機器

次に必要なものは、モニター、マウス、キーボードなどの周辺機器です。

基本的に、普通のマウスでもゲームを行うことは可能です。しかし、ゲーミングマウスは本体に複数個のボタンが付いたり、ポイントの精度が高かったりするなどの機能が搭載されているため、一般的なマウスとは仕様が大きく異なります。

加えて、ゲーミングマウスの優位性は、FPSやTPSなどのシューティングゲームプレイ時に非常に使いやすいことが挙げられます。反対に、マウスに性能や機能を求めないパズルゲームは、普通のマウスでゲームをプレイしても問題ありません。

キーボードもマウスも、同様にプレイヤーの操作スキルに影響するデバイスです。

PCゲームに最適化されたキーボード製品を、一般に「ゲーミングキーボード」と言います。快適な環境でゲームを行う場合、ゲーミングキーボードを使用しましょう。

なぜなら、普通のキーボードと比較してゲーミングキーボードは、数千〜数万回のストロークに耐える耐久性を確保しているため、一度購入すれば長く使用できるためです。

PCモニター

次に、ゲームの映像を映し出すPCモニターも必須です。

PCモニターには、fps(Hz:リフレッシュレート)と呼ばれるフレームレートが搭載しており、主に60FPS(60Hz)、120FPS(120Hz)、144FPS(144Hz)、240FPS(240Hz)などがあります。

また、リフレッシュレートはPCゲームの「フレームレート(単位:fps)」を決める重要な要素です。そのため、リフレッシュレートの高いゲーミングモニターほど、綺麗で滑らかな映像描写が可能です。

ネット環境

最後に、ネット環境も必要です。ゲーミングPCでゲームする大半のゲームはダウンロードする必要があります。

そのため、PCゲームを遊ぶ際は、ダウンロードする際に必要となるインターネット回線が必要不可欠です。オフラインでのプレイも可能ですが、ダウンロード後でなければプレイができないため、プレイ開始時にオンライン認証を求めるゲームもあります。

なお、下記の記事にて、より詳しい内容を解説しているため、本記事と併せてご覧ください。

【ゲーミングPCでゲームをするために必要なもの】一式揃える予算も解説

その他ゲーミングPCに必要な知識

ゲーミングPC
その他ゲーミングPCに必要な知識

ここでは、その他ゲーミングPCに必要な知識を解説します。

フレームレート(fps)とは

1つ目は、フレームレート(fps)です。フレームレート:fps(frame per second:フレーム毎秒)は、「1秒間にパソコンから画像の情報が出力される回数」だと捉えておきましょう。フレームレートは、パソコンのグラフィックボード(GPU)などの性能により、出力できる数値が決まります。

なお、フレームレートが高くなると「残像」を減らすことが可能です。残像とは、1つ前のフレームに出力された画面情報が残って見えてしまうことです。低フレームレートでは、1秒間に更新できる画像枚数が少ないため、次の1枚へ画面が切り替わるときの情報の更新される差が大きくなります。

そのため、高フレームレートであれば、1秒間の表示に使用される画像枚数が増えて、次の1枚へ切り替わるときの情報の更新される差は少なくなります。フレームレートが高いほど動画の滑らかさなどにも大きく影響し、快適にゲームを行うことが可能です。

なお、下記の記事にて、より詳しい内容を解説しているため、そちらも本記事と併せてご覧ください。

ゲーミングPC fps(準備中)

ゲーミングPCの相場

結論から申し上げると、ゲーミングPCは200,000円前後で購入可能です。

ゲーミングPCは、全体的にスペックが高い傾向があるため、価格が高いことも特徴の1つです。また、普通のPCの相場は50,000円〜100,000円が一般的と言われています。

一方で、ゲーミングPCの相場に関しては、約150,000円〜200,000円の費用がかかってしまうため、比較的価格が高い傾向にあります。なお、1,000,000円以上するゲーミングPCも存在します。そのようなゲーミングPCは、上級者の方が使用していることが多いです。

なお、ゲーミングPCの相場についてより詳しい内容や、相場あたりのゲーミングPCでできることについては、下記の記事にて解説しています。

ゲーミングPC 相場(準備中)

ゲーミングPCはどこで買えるのか?

BTOショップと呼ばれる、ゲーミングPC専門ショップでの購入を推奨します。

BTOとは「Build to Order」の略語のことで、オプションとしてパーツを選択し、インターネットで購入することができます。そのため、自分の任意のパーツを追加できることに加えて、カスタマイズの自由度が高いことも特徴です。

また、BTOゲーミングPCの方が、他の同スペックのゲーミングPCと比較して、全体的なパフォーマンスが高い傾向があります。

パフォーマンスが高い1つ目の理由としては、BTOは完全受注型生産のため、管理コストや在庫抱えのリスクが店側に無く、安く購入できるためです。

たとえば、20,000円程度のCPUがあるとして、一般のユーザーは小売価格で購入します。しかし、PCショップなどは小売価格ではなく、仕入れ価格で入手しています。

つまり、同じような構成やパソコンパーツなどの場合、部品やソフトウェアにかかるコストは一般ユーザーの方が高くなり、反対にBTOゲーミングPCの方が低く抑えられていることは明らかです。

BTOゲーミングPCの方が、パフォーマンスが高い理由を簡単に下記にまとめます。

  • マザーボードの性能や造りが安定している
  • パーツの性能に焦点を当てたパソコンが多い
  • 付属しているアプリケーションソフトが少ない
  • デザインよりも性能・エアフロー重視
  • グラフィックボード搭載が多い

なお、その他の買える場所や買い方などに関することは、下記の記事にて紹介しているため、ぜひご覧ください。

ゲーミングPCはどこで買う?【4つのおすすめBTOメーカーをご紹介】

ゲーミングPCの知識を増やす方法

ゲームをする女性
ゲーミングPCの知識を増やす方法

ここでは、ゲーミングPCの知識を増やす方法を解説します。

BTOショップに訪れてみる

ショップには、推奨されているゲーミングPCや、人気ランキング上位のゲーミングPCなどが置かれている場合が多いです。
そのため、BTOショップでゲーミングPCのスペックを見ていると、性能面で必要な知識が備わります。また、ゲーミングPCの相場観も見えてくるため、BTOショップに訪れることをおすすめします。

なお、下記の記事にて、おすすめのBTOメーカーについて解説しています。

ゲーミングPCのおすすめメーカー10選【ドスパラやDELLなどメーカーごとの特徴を徹底解説】

ゲーミングPCを購入してみる

次に、実際にゲーミングPCを購入するのがおすすめです。

「百聞は一見にしかず」という言葉があります。インターネット上でどれだけの情報を仕入れても、実際にゲーミングPCを購入しなければ知識が水の泡です。

初めてゲーミングPCを購入するという方向けに、下記の記事にて、初心者向けのおすすめゲーミングPCをご紹介しています。

ゲーミングPC 初心者 おすすめ(準備中)

また、当サイト以外のメディアから情報を得るのも、知識を増やす良い手段となっています。

初心者でもわかるゲーミングPCの基礎知識をかんたんに説明します!」の記事にて、ゲーミングPCの自作歴10年以上の方における情報を得られますので、ぜひ併せてご覧ください。

記事のポイントのまとめ

本記事では、ゲーミングPCの基礎知識や、ゲーミングPCの知識を増やす方法などを解説しました。

結論として、ゲーミングPCの知識を増やすためには、ゲーミングPCを購入しましょう。先述の通り、予めゲーミングPCに関する知識を持っていることに越したことはありません。

しかし、実際ゲーミングPCを購入することで、咀嚼しながらより理解を深めることができます。

ゲーミングPCの知識を増やしたい方や、まだ1度もゲーミングPCを購入したことがない方は、下記の記事にて初心者向けのおすすめゲーミングPCを紹介しているため、ぜひご覧のうえ参考にしてください。

ゲーミングPC 初心者 おすすめ(準備中)

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