ゲーミングPCを一式で揃える場合、いくら程度の費用が必要であるか気になる方は多いのではないでしょうか。
本記事では、ゲーミングPCを一式揃える場合の費用を解説します。
結論として、ゲーミングPCの一式として必要な機材としては、デスクトップ、マウス、モニター、キーボードの4つになります。
本記事では、それらを踏まえて一式の費用、及び少しでも安く一式を揃える方法をご紹介します。
ゲーミングPCは一式15万円以下に抑えられる

結論から申し上げると、ゲーミングPCは一式15万円以下に抑えられます。
スペックによって異なるものの、一般的なゲームを行いたい場合は15万円以下で揃えることが可能です。
ここでは、具体例として1つ上げますが、デスクトップPC12万円、マウス3,000円、モニター20,000円、キーボード3,000円という形で、合計15万円以下で一式揃えることができます。
なお、次の章にて一式揃える場合のセットをご紹介します。
予算15万円以下でゲーミングPCを一式揃える場合のセット

ここでは、予算15万円以下でゲーミングPCセットを一式揃える場合における、それぞれの価格や特徴を解説します。
- デスクトップ型ゲーミングPCはLightning AH5
- ゲーミングマウスはLogicool G PRO X SUPERLIGHT
- キーボードはSteelSeries APEX PRO
- モニターは240Hz程度あれば何でも良い
それぞれ順番に見ていきましょう。
ゲーミングPCはLightning AH5
本体となるおすすめのゲーミングPCは、Lightning AH5です。Lightning AH5は10万円程度で購入することができます。
CPUはRyzen 5 4500を搭載しており、ゲームを行ううえでまったく問題のない性能です。GPUは、ローエンドのGeForce GTX 1650を搭載しています。
つまり、フルHD解像度であればフォートナイトやPUBGなどをプレイでき、軽いゲームであればほぼすべて問題なくプレイすることが可能です。
ストレージは500GB NVMe SSD、メモリは16GBを使用しており、Web検索(閲覧)や事務的な作業、解像度を調整すれば人気の3Dゲームまで幅広く対応できるゲーミングPCになります。
コストを安く抑えたい方は、Lightning AH5を選びましょう。
ゲーミングマウスはLogicool G PRO X SUPERLIGHT
PCを操作するうえで必要となるゲーミングマウスに関しては、Logicool G PRO X SUPERLIGHTがおすすめです。
Logicool G PRO X SUPERLIGHTは、最安値であれば12,000円程度で購入できるうえに、プロゲーマーの方も使用しています。
また、かぶせ持ち・掴み持ち・つまみ持ちの、どの方法でも操作がしやすくなっており、安定感があることが魅力です。
マウス自体の質量が63gと非常に軽く、マウスを頻繁に動かすようなゲームを行いたい方はLogicool G PRO X SUPERLIGHTの購入を推奨します。
キーボードはSteelSeries APEX PRO
ゲーミングPC初心者の方がセットで一式揃えるうえでは、マウス同様にキーボードも重要です。そこでおすすめするキーボードは、SteelSeries APEX PROになります。
SteelSeries APEX PROは、最安値で10,000円程度で購入できるうえ、プロゲーマーの方が推奨しているキーボードです。
プロゲーマーに推奨される理由としては、他のキーボードと比較した場合キー入力の疲労感が少なく、長時間ゲームをプレイしてもストレスなく使用できるからです。
初心者の方からプロゲーマーまで幅広く活用されているキーボードであり、操作が多いゲームを快適にプレイしたい方、あるいは一般的なゲームを快適にプレイしたい方はSteelSeries APEX PROを選びましょう。
モニターは240Hz程度あれば何でも良い
結論として、モニターは240Hz程度であればどれを選んでも問題ありません。なぜなら、一般的にモニターは144Hzと240Hzがありますが、動きに大まかな違いが生まれるためです。
たとえば、1秒間に240フレームが切り替わる場合、マウスの動きも240回対応されています。一方で、これが144Hzであると、マウスの動きも144回ということになります。
240Hzは、144Hzと比較してスムーズに動くのが特徴です。そのため、動作が多いFPSゲームをプレイしたい場合は、240Hzがおすすめです。
「大は小を兼ねる」と言うように、240Hzであればどのようなゲームにも対応できます。
なお、下記の記事でもモニターの選び方をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ゲーミングPCの周辺機器を完全解説【チェア・モニター・マウス】
予算を5万円追加できるなら購入するべきもの

ここまで、15万円以下で購入できるゲーミングPCの一式を紹介しました。ここからは、予算を5万円が追加できる方に向けて、下記のおすすめ商品をご紹介します。
- ヘッドセット
- マイク
- デスク
- チェア
それぞれ順番に見ていきましょう。
ヘッドセット
- HyperX Cloud Stinger Core
- Corsair HS45 SURROUND Carbon SP890
ヘッドセットでは、上記2つの商品がおすすめです。
HyperX Cloud Stinger Core
HyperX Cloud Stinger Coreは、本体が非常に軽量ということもあり、装着感をあまり感じないところが魅力的です。それに加えて耐久性も兼ね備えており、価格は4,000円程度で購入できます。
また、オーディオコントロール機能が付いており、ゲーミングPCをはじめ、PS5やPS4、Switchなどの対応機種が幅広いです。様々なデバイスでゲームを行う方や、コストを抑えたい方などに購入することをおすすめできる商品です。
Corsair HS45 SURROUND Carbon SP890
2つ目のヘッドセットは「Corsair HS45 SURROUND Carbon SP890」になります。着脱可能なノイズキャンセリングマイクを搭載しており、邪魔なときは取り外しておくことで、ゲームの邪魔をしない設計になっています。
価格は6,000円弱で購入できます。ノイズキャンセリング機能が付いているヘッドセットが欲しい方は、Corsair HS45 SURROUND Carbon SP890を選びましょう。
マイク
- MAONO USBマイク コンデンサーマイク PC マイクセット
- SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン PCV80U
MAONO USBマイク コンデンサーマイク PC マイクセット
1つ目のおすすめのゲーミングマイクは、「MAONO USBマイク コンデンサーマイク PC マイクセット」です。
USBマイク、ポップガード、スタンド・アームの3つがセットされており、これ1つでマイクまわりはすべて揃えられます。さらに、MAONO USBマイクはクリアな高音質を実現可能なうえ、ゲーム実況者でも使用している方が多いマイクになります。
すべて揃っていながらも、価格は7,500円とコスパが良いマイクです。1つ1つを別々で購入するのが面倒な方は、すべて揃っているMAONOのマイクセットを購入しましょう。
SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン PCV80U
2つ目のおすすめのゲーミングマイクは、「SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン PCV80U」です。3,000円台という低価格でありながらも、安定した音質で人気が高いマイクになります。
一般的に、安価なマイクの場合はエコーがかかったような音声になりがちですが、PCV80Uは自分の声を、そのままのクリアな音声で収録することが可能です。
なお、PCにもPS4にも対応しており、幅広く利用可能であるため、最初に使うマイクとしては最適なものの1つです。低価格で探している方や、あまり予算をかけたくない方におすすめとなっています。
デスク
- MESERACING Z-106AAA
- GTRACING(ジーティーレーシング) ゲーミングデスク Z02-RED
MESERACING Z-106AAA
1つ目のおすすめのゲーミングデスクは、「MESERACING Z-106AAA」です。
ゲーミングデスクのなかでもシンプルに作られており、バランスの取れたデスクを探している方に最もおすすめのゲーミングデスクです。横幅120cm、奥行き60cm、高さ75cmとバランスの取れたサイズ感となっており、部屋のスペースを大きく確保できない方でも十分使えます
さらに、ゲーミングデスクらしさを残したまま、複雑な機能を省き、必要なものだけを揃えていることも特徴です。価格は15,000円程度と、ゲーミングデスクの中では最安値の部類であることも魅力の1つとなっています。
GTRACING(ジーティーレーシング) ゲーミングデスク Z02-RED
2つ目のおすすめのゲーミングデスクは、「GTRACING(ジーティーレーシング) ゲーミングデスク Z02-RED」です。
頑丈な耐久性と、ゲームを行う方を考慮して作られた実用性が最も高いゲーミングデスクです。横幅108cm、奥行き60cm、高さ70cmと、使い勝手の良いサイズで作られています。
奥行きもしっかりしており、目の疲労も起きにくく、モニターとキーボードの距離も自分で調節することが可能です。加えて、耐久性能が強いことが特徴であり、耐荷重も80kgまで可能です。
16,000円弱で購入できるので、耐久性と実用性の高いゲーミングデスクを選びたい方はGTRACING(ジーティーレーシング) ゲーミングデスク Z02-REDを購入することを推奨します。
チェア
- Hbada ゲーミングチェア
- GTXMAN ゲーミングチェア X188
Hbada ゲーミングチェア
1つ目のおすすめのゲーミングチェアは、「Hbada ゲーミングチェア」です。
チェアに使用されている「合皮レザー」は汚れに強いため、簡単に拭くだけで手入れができ、寿命も長いです。それにより、清潔感を保ちながら長年使うことができるでしょう。
さらに、クッション部分は高密度・高反発ウレタンを取り入れているため、弾力と通気性も備えています。価格は19,000円程度なので、最もコストパフォーマンスの高いチェアを求めている方に最適な商品です。
GTXMAN ゲーミングチェア X188
2つ目のおすすめのゲーミングチェアは、「GTXMAN ゲーミングチェア X188」です。長時間ゲームをしたい方や、作業やゲームに集中できる環境を作りたい方におすすめです。
さらに、肘掛けが取り外し可能なため、自分の好みにカスタマイズできます。肘掛付きで安定感があり、ゲームを行う際は腕をアームレストに置いてプレイできることから、利便性が高いと言えます。
価格は15,000円程度で購入できるので、予算を抑えたい方、もしくは安定性を求める方は、GTXMAN ゲーミングチェア X188を購入することを推奨します。
apexのゲーミングPCを一式で揃えるなら

ここまで、ゲーミングPCを一式揃える際の価格や特徴を解説しました。ここからは、ApexLegendsをプレイできるコスパの良いゲーミングPCをご紹介します。
マグネイトMHは予算15万円以下の方におすすめ
予算15万円以下で一式揃えることができるゲーミングPCは「マグネイトMH」です。価格は10万円程度で購入できるので、コストを安く抑えたい方に最もおすすめできるゲーミングPCになります。
当然ながら、ハイスペックPCと比較すると、スペックや快適さは少し劣ってしまうところはあるものの、10万円程度の価格で一式揃えられるのは唯一無二です。
ある程度のスペックがあれば十分というケースや、とにかくApexLegendsをプレイしたいという方には非常におすすめです。
ガレリアRM5R-R36は144Hzを出せる
予算が15万円程度でApexLegendsをプレイできるゲーミングPCが欲しい場合は、「ガレリアRM5R-R36」がおすすめです。価格は15万円程度で購入できます。
さらに、ガレリアRM5R-R36のフレームレートは144fpsを安定して出すことができるので、快適にゲームを行うことができます。
大手ゲーミングPCメーカー・ドスパラが出しているブランドの「Rシリーズ」という初心者向けのモデルです。つまり、初めて購入する方には最もおすすめできるゲーミングPCになります。
ガレリア RM5C-R36Tもおすすめ
1度もゲーミングPCを購入したことがない方や、少しスペックが高いゲーミングPCを購入したい方には、先述と同じRシリーズのより性能が高い「ガレリア RM5C-R36T」がおすすめです。
ガレリア RM5C-R36Tの価格は20万円程度になります。フレームレートは200fps前後を出力でき、ガレリアRM5R-R36よりも安定してゲームを快適にプレイできます。
画質もフレームレートも両方求めたい方や、価格と性能が丁度中間のPCがほしい方に最もおすすめです。
なお、下記の記事でもApexLegendsを始めたい方向けにおすすめのゲーミングPCをご紹介していますので、ぜひ本記事と併せてご覧ください。
ApexLegendsを始めたい人におすすめのゲーミングPC解説【初心者向け】
記事のまとめ
本記事では、ゲーミングPCを一式で揃える場合の費用を解説しました。
結論として、初心者の方やまだ1度もゲーミングPCを購入していない方は、15万円以下でゲーミングPCセットを一式揃えましょう。
必要な機材として、ゲーミングPC、マウス、キーボード、モニターを揃えれば、基本的にはほぼすべてのゲームを快適にプレイできます。
「どのセットを一式揃えれば良いのか分からない」という方は、下記の予算15万円以下で揃えられるゲーミングPCセットから購入してみてください。
- デスクトップ型ゲーミングPCはLightning AH5(約10万円)
- ゲーミングマウスはLogicool G PRO X SUPERLIGHT(約12,000円)
- キーボードはSteelSeries APEX PRO(約10,000円)
- モニターは240Hz程度あれば何でも良い(約26,000円)